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SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM

シグマ、大口径超広角ズーム「14-24mm F2.8 | Art」を開発発表 – デジカメ Watch

SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM

CP+ まであと三週間ほどありますが、シグマが一足早くレンズの新製品を発表しました。フルサイズ対応の大口径ズームレンズで、スペックは 14-24mm F2.8。

シグマのフルサイズ対応広角レンズとしてはズームの 12-24mm F4 に加えて 14mm F1.8・20mm F1.4・24mm F1.4 の単焦点三兄弟が先に出ているせいか驚きが少ないのですが(笑)、例えばキヤノンでいえばフルサイズ対応の F2.8 通しズームは最も広角でも 16-35mm F2.8L 止まりですからね。14mm 始まりの F2.8 通しズームというのは、実はかなり驚異的です。14mm F2.8・20mm F2.8・24mm F2.8 の単焦点三本が一本にまとまったようなものと考えれば(価格はまだ発表されていませんが)お買い得かつ取り回しやすいとさえ言えそうです。
そういえば以前レビューさせていただいた 18-35mm F1.8 DC も、35mm 判換算で 28mm F1.8・35mm F1.8・50mm F1.8 を一本にまとめて持ち歩けるようなレンズで、自分も APS-C 機がメインだったら間違いなく買っていただろうと思えたので、今回の 14-24mm F2.8 はフルサイズ対応広角ズームとして同じような位置づけを狙ったものと言えます。私もちょうどここのところ広角レンズの面白さに目覚めているところなので、CP+ ではぜひ実機のハンズオンをしてこようと思います。

またこのレンズに合わせて新サービスも発表されています。

SIGMA 14-24mm F2.8 | Artの「フロント交換サービス」が予告 – デジカメ Watch

マルチカメラ撮影時にフードの干渉を避けるため、レンズフードを別形状の部品に変更するサービスとのこと。フードとしての効果はほとんど期待できなさそうですが、マルチカム撮影には確かに必要なことではあります。THETA や Insta360 等の登場で全天球映像も撮りやすくなっていますが、画質を求めるならマルチカム撮影にはまだ全く敵わないわけで、シグマは本格的な全天球映像撮影のニーズを視野に入れているということでしょう。シネレンズへの参入も果たしたシグマですが、最近は純粋なスチル撮影以外の用途への展開も積極的で、目が離せません。
しかしマウント交換サービスに加えてフロント交換サービスと来たら、次はレンズエレメント交換サービスも準備中ということでよろしかったでしょうか(ぉ

しかしこのタイミングでこのレンズだけをポンと発表してくるということは、CP+ 本番に向けてはまだ本命の何かが隠されているのでは?と勘繰りたくなってきます。個人的には、いい加減フルサイズ対応の E マウントネイティブレンズを出してきてほしいところではありますが、期待して良いんですかね…?

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