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2013/03/23 (Sat.)

神奈川県藤沢市江ノ島の江ノ島丼

「この雰囲気、俺は嫌いじゃないな。曲がりくねった細い坂道に、古い小さな店がこちゃこちゃっと軒を並べているこの感じ...」

江島神社 江島神社

完全に一致(ぉ
(モデル:クマデジタ五郎

というわけで、今回は『孤独のグルメ』聖地巡礼【原作版】として、桜撮影を兼ねて第 9 話の舞台となった湘南は江ノ島にやってきました。聖地巡礼【原作版】といっても、原作のほうは既に閉店してしまったお店もいくつかあるし、病院食のように再現が難しいパターンもあるので(笑)本気で巡るつもりはありませんが...。

今回は原作のコマ割りを再現するつもりでそういう意図の写真をけっこう撮ってきましたが、18 年前の作品なのに、現地の風景が当時とほとんど変わっていないこと、そして谷口ジロー氏の作画が事実に本当に忠実なことに驚きました。主には EOS 5D Mark III+シグマ 35mm F1.4 で撮影しましたが、作画のほとんどは 50mm レンズのパース(つまり、肉眼で見たまま)描かれているようですね。

朝早くから江ノ島入りし、小一時間ほど散策と撮影をしながら過ごします。
さてどこかでなんか食べよう...。

魚見亭

魚見亭

ゴローが学生時代に彼女を連れてきたことを思い出し、ふらっと入った食事処がこの「魚見亭」。この付近には似たような店構えのお店がたくさんあって、出しているメニューもほぼ同じ。店名を確認しないと間違えそうになります。しかも江ノ島の地理的に階段がやたら多く、上り下りして一息ついたいいところでお店があるので、つい入りたくなるという(笑)。よくできてるなあ。

魚見亭

本命はもちろん江ノ島丼だけど、しらす丼もグッとくるなぁ~っ。いかの丸焼き、刺身、エビ、さざえの壺焼きなんかにも惹かれるなあ...。

さあ、店に入ろう。

魚見亭

開店直後(10 時)に来たので、まだほとんど他のお客さんは入っておらず、貸し切り状態。おお~っ、マンガの中そのままの店内だ。なんだか、嬉しくなってくるな。

「テラス席にしますか、それともこちらの景色のいい席にしますか」と勧められるも、あえて景色のあまり良くないほうの窓際へ。おばさんわかってないなあ、こっちがゴロー席なんですよ(ぉ

魚見亭

「えーと、なににするかな」

魚見亭

江ノ島丼、かにの味噌汁付、1,365 円。原作だと外税表記時代なので 1,300 円(笑。それよりも 18 年間値段が変わっていないことに驚き。
原作で「半身がガサッと入り、割と派手だが味薄い」と評されるかにの味噌汁、単品 525 円はちょっと高いような(笑

魚見亭

この懐かしい占い機!(笑
30 年くらい前に、喫茶店とか観光地の店とかでよく見かけたやつだ...。

魚見亭

「これが江ノ島丼...か」

そうこうするうちに、出てきました江ノ島丼。かにの味噌汁の微妙な薄い味をあえて味わってみるのも一興かと思ったけど、ちょっと思うところあって単品にしてみました。

魚見亭

カツ丼、牛丼、親子丼。卵とじの丼というと、基本的にはおかの肉、というイメージだろう。魚介類の卵とじ丼というと東京では深川丼だけど、ここ江ノ島では、さざえの切り身を入れるようだ。ふわっとした卵と、コリコリしたさざえの食感のミスマッチが新鮮だ。うん、いいぞいいぞ。

でも、卵が結構甘い感じに味付けられていて、さざえの風味に勝っちゃってるなあ。もうちょっと出汁を効かせた薄味にして、さざえを引き立てるような味付けでもいいのにな。

魚見亭

まあ、それでもこの味付けこそが江ノ島流なんだろう。静かな店で、朝からゆったりいただく旅の味。やっぱりこういうとこで食う物に文句言っちゃいけないぜ。

ただ、ご飯の量が茶碗に大盛り一杯程度で、朝から階段の上り下りも含め小一時間歩き回ってきた胃には、もうちょっと入れていけそうな気もする。

魚見亭

ピィーーーッ、ヒョロロ...

窓の外には、これまた原作どおり、トンビの群れが。東京や横浜でも海辺ではけっこう見かけるけど、これだけの群れはなかなか見かけないなあ。そして、旋回するトンビを上から見下ろす機会もそうそうない。

よし、俺もあの他人の食い物を横取りするトンビの強欲さを、ちょっと見習ってみるか。

魚見亭

生しらす丼、どーん!(ぉ
漁が解禁されたばかりの、地元で獲れたてのしらすをそのまま載せたしらす丼、実は江ノ島丼よりもおいしそうだと思ってた(笑

しかしこれを注文したときに、店員のお姉さん(江ノ島丼を注文した人とは別人)が驚いて伝票を二度見したのを我々は見逃さなかった(ぉ

魚見亭

口に入れた瞬間にとろっと溶けるような、新鮮なしらすの食感と、潮の香り。これが、漁師の町の味というやつですよ。
刻み海苔をまぶしたら、生姜醤油だけでシンプルにいただく。ご飯の量に負けない、たっぷりのしらすが嬉しいじゃないか。

魚見亭

窓の外のトンビ達にしらすを投げつけてキャッチさせる、というお行儀の悪いことはしません(笑

「季節はずれの海と、トンビの群れ...か。さえない思い出の脇役に、ピッタリかもしれん」

魚見亭

いやあ、ごちそうさまでした。
今まで、江ノ島といえばサザンの曲の中だけの場所だったけど、実際に来てみると、なかなかいいね。

久住 昌之、谷口 ジロー / 孤独のグルメ 【新装版】

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投稿者 B : 21:29 | Gourmet | KODOGURU | Lunch

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コメント

漁解禁!生しらす丼の美味そうなこと!!!
丼2杯ツアーご一緒したかった!

そして冒頭の写真、素晴らしいっす!
ポージングも完璧ですしね(^○^)

投稿者 丁稚 : 03/24 11:02

今回は写真にこだわってみました(笑

横浜方面なので、丁稚さんお誘いすれば良かったですね…。
今度の機会にはぜひ!市場メシにもまた行きたいですね。

投稿者 B : 03/25 00:57

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