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鋸山

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鋸山

[ Canon EOS 7D / SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM A013 ]
18mm(29mm 相当)、F5.6、1/640 秒、ISO100

千葉撮影ツアーの写真を続けます。前後して海上電柱の写真を先に上げてしまいましたが、その前には鋸山に登ってきました。ここも、以前から一度来てみたいと思っていた場所。千葉って、なにげに自然の撮影スポットの宝庫ですよね…でも、千葉といっても広いし、クルマがないとアクセスしづらい場所が多くて、今まで足を向けていませんでした。

鋸山

[ Canon EOS 7D / SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM A013 ]
28mm(45mm 相当)、F2.8、1/400 秒、ISO100

「鋸山」は、その名の通り尾根がのこぎりの刃のようにぎざぎざと連なっている山。登ってみると、アップダウンがきつくてかなり大変でした。クルマで山頂駐車場(名前の通り複数ある駐車場のうち、最も山頂に近い場所)まで行ってから徒歩でも、山頂に着く頃には軽く息が上がる感じ。山道ではなくほぼずっと階段なので、登りやすくはあるんですが、膝に来る。その後の下り階段で膝が笑い、駐車場に戻る登りでは心臓が破れそう。いかに普段鍛えていないかを痛感する登山となりました。


鋸山

[ Canon EOS 7D / SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM A013 ]
22mm(35mm 相当)、F8、1/400 秒、ISO100

そしてこれが有名な、山頂の「地獄のぞき」。断崖絶壁の端からハングオーバーした岩の上から、下を覗き込めるわけですが、高所恐怖症の私にここまで行けるはずもなく(;´Д`)。しかし、遠巻きに見ている分には絶景ですねえ(笑

この山、江戸時代から昭和にかけての採石地だったそうで、この微妙に人工的な切り立った崖にはその「人の手」の所業を垣間見ることができます。

鋸山

[ Canon EOS 7D / SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM A013 ]
32mm(51mm 相当)、F5、1/400 秒、ISO100

「地獄のぞき」の裏側は、こんな感じ。途中は階段でも何でもなくて、岩肌の凹み(これも半ば人工的につけられたものでしょうが)に足を掛けて登っていくことになります。ただでさえ怖いのに、こんなの無理(;´Д`)。

鋸山

[ Canon EOS 7D / SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM A013 ]
18mm(29mm 相当)、F8、1/160 秒、ISO100

しかし、「地獄のぞき」の眼下には、こんな絶景が広がっています(写真は「地獄のぞき」よりも高い、けどそれほど怖くない高台の上から撮影)。

鋸山

[ Canon EOS 7D / SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM A013 ]
25mm(40mm 相当)、F11、1/100 秒、ISO100

眼下には、房総半島の深い緑。そして、美しく弧を描く高速道路。いいですねえ。

ピーカンの青空だったのに、空気がイマイチ澄んでいなくて、遠景がちょっと靄ってしまったのだけが悔やまれます。

鋸山

[ Canon EOS 7D / SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM A013 ]
35mm(56mm 相当)、F8、1/320 秒、ISO100

こちらは南房総方面。この、山頂から港湾が見渡せる、というのがいいね。

かなり高低差があるので、カメラのミニチュアモードを使わなくても、街がミニチュアに見えます。

鋸山

[ Canon EOS 7D / SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM A013 ]
21mm(34mm 相当)、F1.8、1/60 秒、ISO100

絶景を堪能したら、次は大仏参り。笑いはじめた膝を誤魔化しながら延々と階段を下ると、数多の羅漢像に出会います。こういう状況こそ、開放 F1.8 のこのレンズの本領発揮(笑。

鋸山

[ Canon EOS 7D / SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM A013 ]
19mm(30mm 相当)、F1.8、1/6400 秒、ISO100

ずいぶん下ったところで、目指していた大仏が我々を出迎えてくれました。思っていた以上に立派な大仏で、圧倒されます。ここで小休止。

鋸山

[ Canon EOS 7D / SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM A013 ]
24mm(38mm 相当)、F1.8、1/8000 秒、ISO100

大仏の脇には「お願い地蔵尊」なるものがあり、ここにこのミニチュアのお地蔵さんを備えて願を掛けるようです。数百…ではきかない数の地蔵が備えられていて、新しめのものは整然と並べられているものの、古いものは単に「山」となって盛られている状態。四本木さんがこの状態を「インフィニティのなり損ない」と言っていたのには深く共感しました(笑

というわけで、けっこう体力は使いましたが、久しぶりの登山、楽しみました。レンズは望遠も持って行っていましたが、始終ほぼ 18-35mm で事足りました。このレンズの作例撮影に登山を選んで正解だったようです。軽くバテてしまい、カメラとレンズ任せで撮ってもビシッと決めてくれる打率の高さに、このレンズの実力を見た気がしました。

シグマ / [Art] 18-35mm F1.8 DC HSM (キヤノン用)

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コメント

  1. 丁稚 より:

    鋸山は「過酷」の一言ですよね。お疲れさまでした。

    ここでしか撮れない写真もありますから
    頑張った甲斐はありましたよね。

  2. B より:

    ありがとうございます。かなり脚に来ましたが、山頂の絶景が吹き飛ばしてくれました。いやあ、行って良かった。

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